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3月8日(木) 朝日新聞・夕刊の「メガロポリス 街ーひと」のコーナーに、キッズベースキャンプをご紹介いただきました。
学童保育 誘致に熱
民営 車でお迎え・夜10時まで
出店依頼 メール400件
<以下、記事より抜粋>
放課後の子どもたちを預かる民間の学童保育施設「キッズベースキャンプ(KBC)」がこの春、東京都と川崎市の計5箇所に新設される。昨年夏に世田谷区桜新町で始めたところ、公的な学童保育に比べて夜遅くまで利用できることから、「私たちの地域にも、ぜひ来て」と働く親たちから要望が殺到。一緒に場所探しをしたり利用希望者を集めたりと「誘致活動」まで繰り広げられた。
「働き続けるために、どうしても必要です」
長男が来月、小学校に入学する東京都大田区の会社員は、区内にも開設してほしいとメールを出した。いまは最長午後9時まで保育園に預けられるが、小学生になれば午後6時までの学童保育しかなく、困り果ててしまった。
働く親にとって、子どもの小学校入学が一番大変で、「小1の壁」とも言われる。仕事を辞めてしまう母親もいる。保育園仲間に声をかけて、出店希望を出した。駅の近くに良い物件を見つけて知らせもした。区内の雪谷に出店が決まり「心の底から安心しました」と話す。
こうした親たちの熱意に後押しされる形で、KBCは世田谷、江東区と川崎市にも出店する。5店とも駅の地下買う、ビルの一室などを借りる形だ。
新しく小学生になる長男と保育園児の長女をもつ江東区の外資系会社員も誘致した1人だ。区内の保育園は午後8時半、学童は午後6時まで。「娘は保育園で手厚く面倒を見てもらえるのに、長男は家で1人で待つなんて無理」
全国学童保育連絡協議会によると、都内だけで学童保育は1422かしょあり、公的な援助を受けると高くても月1万円前後。これに対しKBCを週5日午後7時まで利用すると月4万2千円かかる。しかし、前出の会社員は「働く親はみんな悩んでいる。安心して預けられるので妥当だと思う」と話す。
KBCは、至れり尽くせりのサービスが特徴だ。下校時に各学校まで車で迎えに行く。「ただいまぁ」と施設に来ると、まずは宿題。その後、おやつを食べたり、コーチと一緒に様々な遊びをしたりして過ごす。預かりは最長午後10時まで。希望者には夕飯を出し、自宅へ送り届ける。
代表の島根太郎(略称)は、小2と2歳の兄弟の父親だ。新規事業の創設を手がける企業「エムアウト」の社員で、長男を学童に預けていたものの、時間帯や対応に不満があった。自分たち家族の生活の中に新規事業の芽があることに気づき、「子どもが行きたくなる学童を作りたい」と、自ら起業した。
ただ、昨夏に桜新町に店開きしたときは、どれぐらいの需要があるのか分からなかった。それが今や、一時的な利用を含めて180人が登録。毎日平均10人が利用する。
小1の女の子を通わせている母親は「いままでは学童保育のあと毎日シッターを頼んでいた。ここは学童以上のきめ細やかさがある。友達がいっぱいできて、第2の家ができたみたいに喜んで通っている」と毎日利用している。
ホームページに出店希望を書き込む欄を昨年10月に設けて以来、約400件のメールが届いた。ほかに電話の問合せもあり、遠くは仙台、大阪、広島からも依頼が来た。島根(略称)は「最初は赤字。だが親の熱心な要望に早く応えたかった。他の地区へも順次、進出したい」と話す。
※KBCでのびのびと過ごす子どもたちの写真と<新しくキッズベースキャンプができる場所>の地図もご掲載いただきました。