前職は委託会社で保育園の栄養士として勤務をしていました。そこでは、調理が中心で、食育もほとんどできず、子どもとの距離を感じていました。もっと子どもの心の拠り所となるような食事をつくりたいという思いが強くなっていきました。
そして、KBCほいくえんと出会い、調理をするだけでなく栄養士も一緒に保育園をつくっていくという姿勢に惹かれ入社を決めました。食の大切さを知ってもらう食育を実施したり、栄養士も昼食に同席し、食事のサポートをしたり、毎日子どもの様子を確認できます。
保育士とも毎日コミュニケーションをとり、例えば離乳食のステップアップにしても、保育士と栄養士2つの視点で子どもに合わせた食事を考えていきます。時には、栄養士と保育士が一緒になって、子ども一人ひとりの好き嫌いやおかずを食べる順番などで話が盛り上がることも。KBCほいくえんでは、子どもとの距離がとても近く、みんなでより良い保育園をつくることができます。
栄養士も子どもの成長をサポートしていると感じることです。昼食に同席したときには、スプーンの持ち方やお皿に手を添えることなど、月齢に合わせた食事のマナーを声掛けすることもあります。
子どもたちは栄養士の名前を覚えてくれて、「ひとちゃん、おいしかったよ」という言葉や、時には食べ終わった食器を「ありがとう」と私のもとに運んできてくれたときに、子どもたちの愛情を感じて嬉しく思いますね。
食育についても、各園の栄養士が年間スケジュールをもとに、子どもの状況に応じて企画をします。行事食に関するテーマの月に、ある園ではその行事になぞらえた劇をつくり、栄養士が子どもたちの前で披露しました。また、普段は保育園での食育ですが、キッズベースキャンプ(民間学童保育)での小学生向け食育イベントを企画することもあります。
KBCほいくえんの栄養士は、調理だけでなく、食を通じて子どもたちの成長をサポートしています。
私はもともと、病院で栄養士として長く働いていました。そして、自分の子どもの育児がきっかけで、小さいうちから食事の大切さを伝えることが重要なんだと気付き、保育園の栄養士を目指しました。KBCほいくえんでは保育園経験者もいれば、別業種出身の栄養士も多くいます。
みんな、子どもと関わっていきたいという思いに溢れています。時には、栄養士みんなで、子どもたちがどうしたら苦手なものを食べてもらえるか、真剣に悩むことも。そんな日に提供した食事を、子どもたちが遊びの時間におままごとで真似して作り、持ってきてくれる姿を見ると、栄養士みんなで笑顔になりますね。
調理することが好きで、子どもが大好き。そして、調理だけでなく、近い距離で子どもの成長に関わっていきたい。そんな思いを持った方は、きっと、KBCほいくえんでの栄養士のお仕事を気に入ってくれると思います。
富永友望
KBCほいくえん保育士
2018年入社
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鳥巣悠司
KBCほいくえん保育士
2019年入社
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