KBCに入社する前は、小学校の教員をしていました。そこでは、決まった内容を教えていくことが多く、思っていたよりも授業外で子どもと関わることのできる時間が短くて・・・。
KBCと出会い、学校で過ごす時間1200時間に対し、放課後と長期休みに過ごす時間は1600時間もあると知り、当時は学校の先生が子どもと一番関わることのできる仕事と思っていましたが、それはキッズコーチなんだと知りました。
子どもに何かを一方的に教えるのではなく、遊びや様々な体験を通して、キッズコーチが子どもたちの個性や可能性を伸ばしていきます。主にティーチング中心の教員をしていた自分にとって、自発的な行動を引き出すコーチングが中心のキッズコーチのお仕事はとても魅力的で、迷わず入社を決めました。
入社して感じたことは、KBCは子どもたちが素の姿を見せる場所ということ。教員をしていた頃には見ることができなかった子どもたちの姿に、最初は驚きの毎日でしたね。
保護者が迎えに来た時、「まだ帰りたくなーい!」なんて子どもたちが話していると、私たちは心の中でガッツポーズしています。保護者の皆さんには言えないですけどね。毎日接していると、自分の子どものように思えてきますし、子どもの気持ちや行動の変化が分かるようになります。
今日はなんだか表情が暗いなという時はもちろん、いつもより元気で表情が明るい時もすぐに気づきます。声をかけてみると、嬉しいことや悲しいことを全部話してくれて、時には悩みの相談にのることもあります。子どもたちにとって、キッズコーチはお兄さん(お姉さん)のような存在なんです。
今は責任者として、一店舗を管理する立場にいます。子どもの保育だけでなく経営的な視点も必要になるため、保育以外の幅広い業務に関わることができることもこの仕事のやりがいです。
子どもたちのためにこれをやろう!とKBCでは店舗のキッズコーチがイベントの企画をすることもできます。子どものためになると真剣になれるコーチばかり。責任者として部下に負けないよう、私も色々なアイデアを出していますね。
例えば、人前でお話をするのは苦手だけど歌うのが好きな女の子。「大きな声で歌を歌うことにチャレンジしたい!」というその子の思いに、のど自慢大会を企画し輝ける場所をつくりました。その女の子はそれがきっかけで、「もっと歌いたい!」と自信をもつようになり、保護者の方からは「次はいつ開催されますか?」とお礼をいただきました。
KBCは子どもたちにとって、何にでもチャレンジができて輝ける場所。そして、私たちキッズコーチも何でも挑戦ができる場所です。
木村祐太
公設学童保育 施設長
2015年入社
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子田沙蘭
キッズコーチ
2012年入社
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