安全・安心の取り組み
業界最高水準の
リスクマネジメント
保育・教育業界では子どもへのわいせつ事件や痛ましい死亡事故が発生しています。
⺠間学童保育には許認可も監査もなく、決まった研修もないのが実情です。
キッズベースキャンプは、⺠間学童保育のパイオニアとして、一般社団法人キッズコーチ協会を設立し、業界初の資格研修制度を開始。公的な放課後児童支援員認定資格研修ができるとすぐに都道府県から委託され、全国の支援員に研修を実施しています。
社内には業界最高水準のリスク管理体制と継続的に優秀な人材を育成できる体系的な研修があり、子どものためにできる安全・安心を追求しています。
子どもの命と人権を守る
キッズベースキャンプの全社員が常に携帯している「クレド」カード。
「クレド」とは、企業全体の従業員が心がける信条および行動指針です。そこにはキッズコーチとしての倫理観や行動規範など、子どもの命と人権を守るために私たちがするべきことが記載されています。一人ひとりの子どもたちが人間らしく生きていくために、私たちにできることは何か、常に考えています。
入社時のスクリーニングテスト
正社員には採用時に小児性愛やその他の性格や嗜好がわかる適性検査を実施しています。また、非常勤社員も含めすべての従業員に入社時の研修で、私的コミュニケーション、疑われる可能性のある行動や禁止事項の明確化を行っています。
継続的スクリーニングの実施
様々なリスクを想定し、年に2回以上、定期的なスクリーニングを相互監視のもと行っています。小児性愛や子どもへの体罰・性的暴力・暴言を排除し、相互牽制に努めています。
リスクマネジメントの
仕組み
リスクの把握
過去の事例や予測される事故を想定し、
インシデント等事故に発展する可能性のある
問題点を把握します。
具体的には、室内、屋外での活動のシーンで
発生しうるリスクを全て洗い出します。
評価・分析
問題点・対応すべき課題の要因の分析を行い、
発生確率、リスク度を勘案して優先順位をつけ、
ハザード(命に関わるような大きな危険)対策から
取り組みます。
改善・対処
保育環境に合わせて
事故の予防対策を実施します。
発生しやすい時期とシーンに沿って、
研修やミーティングでの指導、
子どもたちへ安全教育などを実施します。
リスクの再評価
定期的にモニタリングを行い、
対策をバーションアップしていきます。
具体的に想定される日常のリスクの事例
- 施設周辺や移動時の交通事故、事件に巻き込まれるリスク
- 不審者等への対応
- アレルギーを持つ児童の誤食によるアナフィラキシーショック
- 火災・地震などの災害発生のリスク
- 野外活動のリスク(川遊び、野生動物、天候リスクなど)
- 誤飲、食中毒、感染症、怪我などその他のリスク
緊急時対応311の実績
東日本大震災の日は放課後子どもたちの下校、車の送迎が重なる時間帯でした。携帯電話がつながらない状況で、学校現場や公設の学童保育では混乱が起きる中、BCPの原理原則に基づき、適切な判断・行動で子どもたちの安全を確保し、当日いない子どもも含め全員の安否確認も全て行い、翌朝8:30最後の保護者のお迎えまでしっかりと対応し、保護者の皆様から高いご評価をいただきました。
研修
キッズベースキャンプの研修は放課後児童支援員認定資格研修(24時間)の約10倍の研修量を3年程度かけ継続的に実施しています。
最低限の知識に留まらず、医療・アレルギー・健康衛生管理などの医師や専門家が行う研修は毎年社員全員が受講して最新の情報をアップデートしています。
野外活動には川遊びを始め広範なリスク管理が必要であり保育業界にはない専門的研修を行っています。
子どもたちの危険回避能力を獲得するために過度な制約をせずに安全を担保する工夫を随所で行っています。
主な研修
アレルギー・医療研修
医師や専門家による研修を受講し、子どもに多い体調の変化や怪我についての基礎、またその見分け方や応急処置について学びます。アナフィラキシーショックなど重篤なアレルギー反応についても触れ、エピペンの使用など具体的な対処法も身に付けます。
救命講習
キッズコーチは年に1回消防署での救命講習を受講しています。人工呼吸やAEDの使用、その他応急処置など、資格取得後も訓練を継続して行い、もしもの時に咄嗟の行動がとれるよう準備しています。
情報管理(個人情報管理)
研修
毎年、各施設の責任者を中心に、個人情報保護法、個人情報の取り扱いに関するルールの確認を行っています。また、全社員対象に不定期にテストを行い、情報管理の徹底を心掛けています。
人権研修
入社時に必ず、子どもの人権尊重、子どもへの暴力・虐待防止、子ども同士の暴力防止に関する学びの機会を設け、子どもたちの置かれている世界への理解を深めます。
コーチング
キッズベースキャンプが保育をする上で最も大切にしている「コーチング」は入社時から定期的にレベルに応じて様々な角度から研修を行っています。
保育事例検討会
日々の保育の中で起こる子どもたちのケンカの仲裁や、壁にぶつかったときなどいろいろな場面を想定し、キッズコーチたちが意見を出し合い、子どもたちとの関わり方や声掛けについて検討する機会を定期的に設けています。
他多数
年合計100回を超える研修を行っています。
顧問医師のご紹介
稲見 誠 医学博士
いなみ小児科及び付属病児保育室 ハグルーム運営。世田谷区で非常に評判の高い小児科医であり、小児保育施設も運営するなど多方面にて活躍。
専門分野に限らずキッズベースキャンプのお預かり中に起こり得る急なお子様の体調の変化や怪我の対処方法を実例を挙げながら研修を実施。 医療対応全般に関してキッズコーチの頼れる相談役。
配置基準について
キッズベースキャンプでは、原則子ども10人に対して大人1人の割合で、キッズコーチを配置しています。
これは国の定める基準の2倍の配置であり、子どもたち一人ひとりの活動に目が行き届くようにしています。
活動に合わせて配置に変化を
様々なプログラムを行っているキッズベースキャンプでは、内容に応じた配置数を独自に定めています。
送迎
徒歩送迎時は、10名を超える場合は2名体制でお迎えに伺います。送迎車での送迎時は、人数に関わらず必ず2名体制で行っており、ドライバーが運転に専念できるよう体制を整えています。
野外活動
広場や森林、野外炊事場など死角が多い場所、火などの危険を伴うものを扱う場所での活動時には、子ども5〜7人に対して、大人1人以上の配置を徹底し、グループ行動を基本としています。刃物使用時にはキッズコーチの目の届く範囲で、子どもたちの活動を見守り、サポートします。
川遊び
子どもたちが活動できる場所を制限し、子どもたちと遊ぶキッズコーチと川下など各場所での監視員として立つキッズコーチをわけています。そして全体把握をするキッズコーチが緊急時に咄嗟の指示が出せるよう、川岸で見守り万全の体制を整えています。
外出プログラム
公共交通機関や貸し切りバスを使用してのお出かけの際には、乗降車時、またお手洗いの利用時の人数点呼を徹底しています。男女数名のグループにわかれ、迷子や事件に巻き込まれることを未然に防ぐ対策を取っています。